
こちらは全てAIとCanvaで制作したサンプルのクーポンページです。
私がサロン情報ページを作成するなら、こういう風にするということで文章だけは私が考えました。
ChatGPTにお願いしてもエッヂの効いた文章が出てこないのでここは自力です。
画像生成AIも同じで、最終的に訴求力を高めるには人間の手が必要です。
顧客のターゲットは、「渋谷のおしゃれさんがステータスとして通えてプロの技術を受けられるお店」を探している人です。
【ポイント1】
・ヘッダーバナーをサロンの内装画像
こちらはAIで作成しました。
できるだけ全体像が写るように撮影することで、お店に行った際の施術環境を想像しやすくします。良く見せようとするあまりに綺麗なところだけ撮影するのではなく、多少写ってほしくない部分があったとしても、全体が見えて把握できる方が情報として価値が高いです。
【ポイント2】
・トップバナーはメインターゲットを少し背伸びした感じに
実際のターゲットは、ダークトーンのミディアム20代女性といったところですが、あえてハイトーンで攻めることで見た目のインパクトを出します。
ハイトーンは可愛いけど私には難しいかなと感じたとしても、サロンに通うお客さんの選択肢としてあるんだとカラーの対応幅を見せられます。
イメチェンをしたいけど今のサロンでは難しいかも?と感じている消費者に、イメチェンならうちに任せてください!という印象を与えることが狙いです。
【ポイント3】
・さり気なく技術力の高さをアピール
ミディアムハイトーンの次に、ハイライトショートの可愛い画像を入れることで、カラーとカットの技術力をさり気なく見せます。
【ポイント4】
・材料や機材の紹介はサラッと行う
材料や機材の紹介をくどくどしてしまうと、サロンにお客さんがつきません。あくまで、サロンやスタイリストにお客さんがついてこその商売となりますのでその部分はサラッと紹介をします。
こういった画像が1枚あるだけで、材料のこだわりを十分に演出できます。
全てモデル画像ですと、印象がツヨツヨになりすぎな部分が出てくるので箸休めの役割もあります。サロンの内装画像でも〇
【ポイント5】
・流行もおさえているというアピールすべし
20代をターゲットにするならば、流行もおさえているというアピールをすることで信頼が深まります。
韓国風の巻きスタイルを入れることで、こういったお客さんも来店されるという事をアピールでき、流行りの情報も提供してくれそうという印象を与えることができます。
【ポイント6】
・どういうことが得意で、どういうお客さんに来て欲しいのかを明確に
カットとカラーはできて当たり前!でも、あえて得意と書くことで自信があるという印象になります。迷ったらカットとカラーが得意!とアピールすることは、美容師として最高の宣伝になります。
【ポイント7】
・こういうお客さんが来てくれたら○○をします!
来て欲しいお客さんを指名したら、どんなことをしてあげられるのかを表現することで、来て欲しい気持ちに説得力を持たせます。
【ポイント8】
・悩みを言語化し、どのようにアプローチして解決するか説明すべし!
これはいつでもどこでも使える強力な型と考えてください。
悩み+解決策
本来であれば、最後に相手にして欲しい行動を明記することが望ましいですが文字数的に難しい場合は、悩み+解決策の形でしっかり説明するだけでも十分な効果を得られます。
当サロンは、こういったお悩みを解決するためにあります!
こうやってその悩みを解決します!
と明言することで、その悩みを抱えた人にとって最適なサロンになりましょう。
その人にとって最適なサロンというのが通う理由になります。
【ポイント9】
・悩みの悩みの解決策を用意し、高単価を狙うべし!
一番下の真ん中の画像に艶髪の画像を入れ込んでいますが、狙いがあります。
一見、ハイトーン、ハイライトショート、韓国巻きの画像が並び直接オーダーには関係のない印象を受けますが、ダメージに対するケアの知見を持っているというアピールをすることでハイトーン後の高単価トリートメントを進めやすくすることができます。
顧客は、自分には関係のない施術であったとしても「そういう施術もやってるんだ」という知識がたまっていきます。
その知識がある状態とない状態では、オススメをされた際の安心感に大きな違いを生み出すことができます。
イメチェンができた、通える美容室が見つかった、といったひとまずの悩みを解決できた顧客は、その状態が普通になりまた別の髪に関する悩みを抱くことになります。
カラーをすればほぼ確実にダメージが次の悩みになります。
その部分に対して解決策を用意することで、単価を徐々に上げていける仕組みを作ることができます。その意味で、一見ターゲット外と思える艶髪画像をここに差し込んでいます。
かといって、最初から艶髪押しをすれば良いかと言えばそうではありません。
あくまでメインターゲットを長く満足させられる施術を用意するというミッションに活用するだけなので、主となる訴求バランスを崩すわけにはいきません。
ここまで、仮定したターゲットに訴求するためのサロン情報ページを私なりにサンプルとして作ったものを見ていただきましたがいかがでしょうか。
画像や文章ひとつひとつに意味や狙いがあり、ページ全体で一つのメッセージを作っています。このように作りこまれたページは、あなたのサロンの予約率を向上させるのに役立つでしょう。
この機会にぜひ、あなたのページをもう一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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